ソフトブレーン・フィールドは17日、「夫のボーナスと投資・節税対策」についての調査結果を発表した。調査期間は12月3日~9日、対象は既婚女性で有効回答数は814件。
「ボーナス無し」は26.4%
「2015年冬の夫のボーナスが支給されたか」を聞いたところ、「ボーナス有り」が73.6%、「ボーナス無し」が26.4%だった。「ボーナスが支給される」と回答した599名に、「今冬のボーナスは2014年と比べて、増えたか」を聞いたところ、「増えた」との回答が17.5%、「減った」が19.5%、「変わらず」が62.9%だった。
夫のボーナスが支給されると回答した人のうち、その額について把握している438名を対象にボーナス額について質問。その結果、全体では「10万円未満」が4.3%、「10万~30万円未満」が17.8%、「30万~60万円未満」が32.4%、「60万~100万円未満」が29.5%、「100万~150万円未満」が10.5%、「150万~200万円未満」が3.4%、「200万円以上」が2.1%で、平均では「63万9,668円」となった。
「ボーナスの使い道」については「貯金」が最も多く80.8%、ついで「欲しかった物の購入」(62.1%)、「旅行・レジャー費用」(54.6%)と続いた。「旅行・レジャー費用」に充てると回答した人は、14年の調査から13.2ポイントの大幅減となった。
貯金と答えた483名を対象に「どの程度の割合を貯金するか」を聞いたところ、「約3割以下」が45.8%で約半数、「約4~6割」は27.5%、「約7~9割」が18.4%、「全額」が8.3%だった。
回答者の世代別に見ると、30代以下については比較的多くの割合を貯金するとの回答が多く、「約7~9割」が22.9%と約5人に1人、「全額」が13.6%と8人に1人だった。
使い道に関して具体的なコメントを見ると、「老後破産と言う言葉もよく聞かれる時代で、貯蓄は必要」(50代以上)、「夫の取り分を決めるときじゃんけんで決めました」(40代)、「ボーナスの中から旦那さんがお小遣いを欲しいと言われて、私が割り振って渡したところ、少なかったようで、同じ職場の男の人たちと真剣に話し合って、もう少し多く欲しいと私に言ってきたので、増やしました。真剣に話している様子を想像すると面白かったです」といった声が寄せられた。
「感謝している旦那を中心に、主に旦那の長年欲しかったものを前提にボーナスの割り振りを決めます。なかなか普段のお小遣いでは買いにくい高額なもので、やる気をチャージしてもらいたいからです」(30代以下)、「元旦が20年目の結婚記念日なので、旅行に行くために使います」(40代)といったエピソードもあった。