楽天と楽天カードは17日、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy」の機能が付いた一体型のクレジットカード「楽天ポイントカード機能付き楽天カード(以下 「楽天カード」)」の申込・発行を開始した。今後発行するカードは、「楽天カード」だけでなく、「楽天PINKカード」、「楽天プレミアムカード」、「楽天ブラックカード」、「楽天カードアカデミー」のすべてに「楽天ポイントカード」機能が標準搭載となる。

楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy」の機能が付いた一体型のクレジットカード「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」の申込・発行を開始

楽天によると、同社が実施したインターネット調査(2014年7月実施)では、約70%のユーザーは、従来の「楽天カード」に「楽天ポイントカード」の機能が付帯していると、現在よりもクレジットカードを利用したいと回答したという。

新しい「楽天カード」は、楽天グループの強みを生かして「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」の機能を従来のカードに集約した一体型のクレジットカード。ユーザーは、これまで買い物の際には、クレジットカードや共通ポイント、電子マネー機能の付いたカード等をそれぞれ保有し、提示する必要があった。今後は「楽天カード」を1枚保有すれば、クレジットカード、電子マネー、現金のいずれの決済手段を選択しても、楽天スーパーポイントをより便利に使えて、貯めることができる。

両社は、「ユーザーの期待に応えて、楽天スーパーポイントが最も貯められるクレジットカードの提供を実現した」としている。

なお、「楽天カード」を申し込んだユーザーは、楽天会員IDと「楽天ポイントカード」および「楽天Edy」の番号があらかじめ連結されているため、楽天会員サイトへの手動による番号登録の必要がなく、新カードを入手した直後から楽天スーパーポイントが使えて、貯められる設定になっている(※)。

※ 家族カードでポイントを貯めるには、家族カード会員名義の楽天会員ID・パスワードで楽天カード会員専用サイト「楽天e-NAVI」の利用登録手続きが必要

「楽天ポイントカード」は2014年10月にサービスを開始。加盟店の開拓においては、ユーザーが生活スタイルに合わせて共通ポイントを選択できるようにコンビニ、百貨店、ガソリンスタンドなど幅広くジャンルを増やし、1業種1社の制限を定めることなく加盟店を拡大している。また、「楽天ポイントカード」の対象加盟店舗で使ったり、貯めたりできる楽天スーパーポイントは、楽天グループの「楽天市場」や「楽天トラベル」など様々な楽天グループのサービスで利用することができるポイントとなっている。

両社は、「楽天スーパーポイントを軸とした"楽天経済圏"を活用し、ユーザーにとってより使いやすい便利な決済の仕組みを整え、さらなる顧客満足度の向上を目指す」としている。

楽天ポイントカード機能付き楽天カード概要

  • 名称:楽天ポイントカード機能付き楽天カード

  • 申込・発行開始日:2015年12月17日(木)

  • 対象カード:楽天カード、楽天PINKカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード、楽天カードアカデミー

  • ブランド:MasterCard、JCB、Visa

  • 特徴:楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy」の機能が付いた「楽天カード」。共通ポイントと電子マネーの機能がクレジットカードに付帯しているため、1枚あれば楽天スーパーポイントを使えて、貯めることができるクレジットカード。楽天スーパーポイントが100円で1ポイント貯まり、楽天市場などのグループの決済では通常の2倍貯まる

詳細はこちら