メガネスーパーはこのほど、年齢に応じたオリジナルの検査「世代別検査メニュー」を全国のメガネスーパーで開始した。
同社は2014年6月、眼の健康寿命を延ばすために必要な解決策を提供する企業として「アイケアカンパニー宣言」を掲げ、アイケアに注力した商品・サービス展開と拡充を図ってきた。同サービスの中核となっているのが、顧客の生活環境や眼の調節力を考慮した総合的な検査「トータルアイ検査」(500円)であるという。
トータルアイ検査では、現在の眼の状況を調べる「眼体力検査」、ライフスタイルと眼の環境を調べる「眼環境検査」、使用しているメガネの状態とパフォーマンスを調べる「眼鏡力検査」のほか、眼のピントを合わせる能力を測る「眼年齢検査」を行っている。
2015年6月からは、「トータルアイ検査」に「眼位検査」「視野角検査」「色覚検査」を追加した「トータルアイプレミアム検査」(1,000円)も導入した。視力の測定だけではなく、両眼でしっかりと見ることができているかも検査できるようになったという。
そしてこのほど、アイケアサービスをあらゆる世代に向けて拡充するため、各世代特有の眼環境に対応した「世代別検査メニュー」を全店舗で展開開始した。同検査は大きく5つの世代に分類し、各世代に合わせた特有の眼の悩みや状態に対応した独自の検査、視覚機能を向上させるビジョントレーニングもあわせて提供している。
14歳までの「眼育検査」は、主に視野・死角検査、色覚検査を行い、集中力アップのためのビジョントレーニングも実施する。15~35歳の「スマホ老眼検査」は、輻輳(ふくそう)量検査、下方回旋量検査を主に行う。そのほか、眼位ストレッチのビジョントレージングも提供する。
36~54歳の「ホームBiz検査」では、水平視線検査と下方回旋量検査を行い、眼位ストレッチのビジョントレーニングを実施する。55~64歳の「ヘルスケア検査」の検査内容は視野角検査(数文字)と下方回旋量検査で、脳トレ&疾病予防効果もあるビジョントレーニングも取り入れる。
65歳からの「アクティブ検査」では、視野角検査(数文字)、輻輳量・下方回旋量検査・アムスラー検査・DVA検査を行う。運動機能改善と眼疾病に対応したビジョントレーニングも提供する。
いずれのメニューも、トータルアイ検査にオプションとして付けることができる。料金はすべて500円。
※価格はすべて税別