Cherry Trailで性能アップ - NEC「LAVIE Tab W(TW710/C)」
NECの「LAVIE Tab W(TW710/C)」は、CPU(SoC)に開発コードネーム「Cherry Trail」ことIntel Atom x7-Z8700(1.60GHz)を搭載した10.1型タブレットだ。前モデルではIntel Atom Z3795(1.60GHz)が採用されており、新モデルではパフォーマンス面の向上を期待できる。
ラインナップとしては、キーボード付きの「TW710/BBS」と、キーボードなしの「TW710/BAS」の2種類を用意。どちらも1024段階の筆圧感知に対応するデジタイザーペン付きだ。キーボード装着時の重量は1kgを超えるものの、バッテリ駆動時間が11.5時間と長く、モバイル用途で活用できるだろう。
前モデルからはCPUとOSが変更されているほか、バッテリ駆動時間が1.7時間延長され、さらに高さが1.05mm薄く、重量が1g軽くなっている。大きな違いではないが、CPUがアップグレードしているにも関わらず前モデルと同様の持ち運びやすさを確保している点は評価したい。ただし新モデルでは、GPSが省略された点が少々残念だ。8型の「TW708/BAS」および「TW508/BAS」は引き続き対応しているので、GPSが必要なそちらを選ぶとよいだろう。
製品名 | LAVIE Tab W TW710/C |
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量販店価格 | 71,800円前後(タブレットのみ) 84,800円前後(キーボード付属) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Intel Atom x7-Z8700(1.60GHz) |
メモリ | LPDDR3 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics |
ストレージ | 64GB フラッシュメモリ |
光学ドライブ | - |
ディスプレイ | 10.1型、1,920×1,200ドット、IPS |
タッチパネル | ◯(マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | 照度、加速度、ジャイロスコープ、電子コンパス |
Webカメラ | フロント120万画素/リア500万画素 |
主なインタフェース | USB3.0×1、microHDMI、 microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間 | 11.5時間(Wi-Fi接続時) |
本体サイズ | 幅256.5×奥行き177×高さ9.1mm(タブレット時) 幅256.5×奥行き197.4×高さ16.95~23.95mm(キーボード装着時) |
重量 | 597g(タブレット時) 1.147kg(キーボード装着時) |