リンベルはこのほど、「結婚式の引き出物人気ランキング」の結果を発表した。調査は11月11日~12日、1年以内に結婚引き出物をもらった20代以上の男女400名を対象にインターネットで行われた。
もらってうれしい「カタログギフト」
まずは、「もらってうれしい結婚引き出物 BEST10」を発表。堂々の1位となったのは「カタログギフト(57.7%)」だった。今回も2位以下に大差をつけてダントツの1位となったカタログギフトは、もはや結婚引き出物の定番となっており、多くの人に「もらってうれしい」と思われる、新郎新婦の思いが届くギフトとして認識されていることがうかがえる結果となった。
続いて、「もらってうれしい結婚引き出物の条件」について尋ねたところ、もらってうれしい結婚引き出物は、「暮らしの中で便利に使えるもの(29.5%)」や「家族が喜ぶもの(7.9%)」「家族や夫婦で使えるもの(7.6%)」など、家族の暮らしにマッチしたものと、「自分では買わない高価なもの(10.8%)」「プレミアム感のあるもの(7.4%)」「贈り主の人柄が伝わるもの(5.6%)」「有名ブランドのもの(5.0%)」「記念になるもの(3.9%)」「トレンド感のあるもの(2.4%)」など、アイテム自体に特別な価値があるものに大きく分かれる傾向が見られた。
「趣味に合わない雑貨」にがっかり…
次に、「もらってがっかりしてしまった結婚引き出物」について調べた結果、「趣味に合わない雑貨や小物(18.0%)」がワースト1位に。これは、結婚祝い・内祝いや出産祝い・内祝いなど、別のギフトに関する調査でも「もらってがっかりしたギフト」として常に上位にランクインしているとのこと。
続くワースト2位は、結婚引き出物ならではの「重くて持ち運びが大変な品物(15.8%)」で、ゲストの中に、年配の人や遠方からの参列者がいる場合は、特に配慮が必要とのこと。また、新郎新婦の名前や写真が入った「名入れギフト(15.3%)」がワースト3位となり、新郎新婦の思いが詰まったギフトではあるものの、もらう側にとっては「がっかり…」「ちょっと困った…」という声も少なくないことが明らかに。そのほか、「嗜好に合わない食べ物(14.8%)」「すでにたくさんあるタオルなどの定番品(9.8%)」がワースト5となった。
最後に「ずばりこれはタブー!」という結婚引き出物について聞いたところ、最も多かった回答は「持ち運びに不便な重たい引き出物(17.9%)」で、「二次会に行くのに邪魔…」「式が終わった後で家まで持って帰るのが大変…」といった声が挙がっていた。続く2位は「袋の大きさや形状で他の方との金額差がわかってしまう引き出物(12.8%)」、3位は「ギフト包装されていない引き出物(12.2%)」という結果となった。