アクロニス・ジャパンは12月11日、バックアップソフト「Acronis True Image Cloud」と「Acronis True Image 2016」のアップデート版をリリースした。Web経由の更新によって最新版となる。
今回のアップデートでは、主にAcronis True Image Cloudのクラウド機能を強化。
もともと、バックアップ元となるPC、Androidデバイス、iOSデバイスのデータを、クラウドストレージ「Acronis Cloud」へアップロードする機能を備えていたが、最新版では以下のような強化が行われている。
- 4GBより大きいファイルのサポート
- 100,000個を超えるファイルのアーカイブをサポート
- アーカイブ時にAcronis Cloudデータセンターのカスタム選択をサポート
- ユーザーインタフェースを改善し、アーカイブ機能の説明や簡単な操作方法を表示
ここでいう「アーカイブ」では、バックアップ元の端末から任意のデータをAcronis Cloudへアップロードし、バックアップ元から削除することによって、バックアップ元の端末で内蔵ストレージの容量を回復できる。また、オンラインバックアップでのデータアップロード速度と、アーカイブ進行の推定時間を表示するようにもなった。
Acronis True Imageシリーズのラインナップと税別価格は以下の通り。
■Acronis True Image Cloud
(容量無制限のクラウドバックアップとアーカイブ機能を利用可能)
・年間 9,980円(1コンピュータ、3モバイルデバイス)
・年間 15,980円(3コンピュータ、10モバイルデバイス)
・年間 19,980円(5コンピュータ、15モバイルデバイス)
■Acronis True Image 2016
(ローカル環境のみバックアップと復元が可能)
・年間 4,980円(1コンピュータ)
・年間 7,980円(3コンピュータ)
・年間 9,980円(5コンピュータ)