アイドルグループ・AKB48の高城亜樹が15日、東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われた「第5回AKB48紅白対抗歌合戦」で、グループからの卒業を発表した。
『AKB48紅白歌合戦』は、AKB48グループのメンバーが紅組と白組に分かれて対戦するイベント。白組のメンバーとして出演した高城は、パフォーマンス前に一人でステージに現れ、「AKB48を卒業します」と宣言。「AKB48のことはすごく大好きです。今の環境に何の不満もない。でも、このまま甘えてちゃいけないと思いました」とその理由を語り、「AKB48のメンバーになって活動できたことを誇りに思って、これからは高城亜樹として進んでいきたい」と涙を浮かべた。
発表後、高城は、NGT48の北原里英、AKB48の大家志津香、阿部マリア、中田ちさと、鈴木まりあ、宮崎美穂とともに「桜の木になろう」を心を込めて歌唱。「大切な仲間に支えられて、発表することができた。小さい頃からの夢だった女優として頑張りたい」と声を震わせる高城に、北原は、「亜樹ちゃんとは一緒に歩んできて、苦労もしてきたので……」と涙を流し、3人組ユニットのフレンチ・キスとして共に活動してきたAKB48の柏木由紀も、「今日、歌ってる姿がとても綺麗で涙が出ました。亜樹ちゃんには頑張ってほしい」と励ましのエールを送った。