エクスペディア・ジャパンは14日、「有給休暇の国際比較調査」の結果を発表した。対象は世界26カ国、18歳以上の有職者9,273名。期間は10月6日~22日。
有休消化率、世界26カ国中日本はワースト2位に
「有給休暇は何日間支給されるか」「何日間消化するか」という質問から世界26カ国の「有休消化率」を算出した。結果、「ブラジル」「フランス」「スペイン」「オーストラリア」「香港」(いずれも100%)が最多となった。日本は60%となり、昨年同様ワースト2位だった。
「日本の有給休暇消化日数・有給休暇消化率の推移」を見ると、昨年の50%から10pt増加している。
「有給休暇は何日間支給されているか」を聞いたところ、「知らない」と回答した割合は「日本」が53%で1位となった。次いで、2位は「韓国」(23%)、3位は「アメリカ」(16%)と続いた。
「有給取得に罪悪感を感じるか」を聞くと、「はい」と答えた割合は「日本」が18%で最多となった。次いで、「アメリカ」「インド」「韓国」(いずれも10%)だった。
「仕事に満足しているか」を聞いたところ、「満足している」と答えたのは72%で「メキシコ」が最多となった。次いで、「インド」(55%)、「アメリカ」(53%)と続いた。日本は17%となり、世界26カ国中で最下位となった。