首都圏を中心に130店舗以上を展開する、高品質スーパーマーケット「成城石井」。同店では、惣菜やデザート、ハム、ソーセージ類を自社で製造、ワイン、チーズ、菓子などの食品を世界の各地から輸入、また日本国内のさまざまな地方から取り寄せて販売している。品ぞろえが豊富なだけに、何を買うか迷ってしまう人もいるのではないだろうか。同社の商品本部 本部長・服部吉宏氏に、おすすめ商品を教えてもらった。

「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」

成城石井の商品すべての中で人気NO.1、全店で年間約100万本を販売する商品。10年以上の長寿商品でもある。

「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」(760円)

クリームチーズをベースにアーモンド、レーズンを加えたチーズケーキ生地、きび砂糖使用の素朴でナチュラルな甘さのスポンジ生地、表面にはアーモンドプードルで作ったサクサクとしたシュトロイゼルの3層のケーキ。価格は760円。

「成城石井自家製 ポテトサラダ」

38年変わらないレシピで愛され続ける人気商品。

「成城石井自家製 ポテトサラダ」(371円)

淡路島産玉ねぎと、素材そのもの味を生かすようにあえてごろごろ感を残したジャガイモを使用している。「ジャガイモの一番おいしい部分は皮と実の間の部分ですが、機械だとそこを残すことができません。そのため蒸したばかりのじゃがいもの皮をひとつひとつ手で剥いています」とのこと。その数、1日に約500~600キロ、ジャガイモ約2,000個分。芋の食感を残すために、ソフトタッチな機械であえているという。価格は371円。

「成城石井自家製 ポークウィンナー徳用」

成城石井自家製で、年間65万袋以上販売している。ドイツ加工肉コンテスト「SUFFA」「DLG」で金賞を受賞した一品。

「成城石井自家製 ポークウィンナー徳用」(180g/380円)

冷凍していない生の国産豚肉を100%使用し、ドイツ岩塩「アルペンザルツ」で味付けている。天然の羊腸を使用しているため、パリッとした食感が楽しめる。燻製用の木材にもドイツから輸入したぶなの角材を使っている。豚肉の素材のうまみを生かす絹挽きにしており、なめらかな口当たり。価格は180g/380円。

「成城石井 手巻納豆」

成城石井オリジナル商品で、ネットショップお取りよせ人気NO.1の商品。

「成城石井 手巻納豆」(180g/1,590円)

年齢問わず支持されている、納豆をお菓子にしたユニークな商品。手巻き寿司風に巻いたのりの中に、フリーズドライした納豆とあられをつめている。価格は180g/1,590円。

「成城石井自家製 国産豚のジューシー焼売」

20年以上のロングセラー。

「成城石井自家製 国産豚のジューシー焼売」(599円)

冷凍していない生の国産豚肉を100%使用し、ジューシーさを残すために一度挽きで仕上げている。化学調味料不使用ながらも、ジューシーな味わいとうまみをだせるようこだわって開発したという。甘みの強い淡路島産の玉ねぎ、干し海老をクラッシュしたものと椎茸、貝柱をペーストにしたものを練りこんでコクを出した。12個入りで価格は599円。

「成城石井 なんでもいける胡麻ドレッシング」

化学調味料、保存料不使用のため、賞味期限90日と取り扱いの難しい商品にもかかわらず、年間25万本以上も売れるロングセラー商品。

「成城石井 なんでもいける胡麻ドレッシング」(280ml/476円)

丹念に焙煎した九鬼産業の胡麻を使用し、杉樽で静置発酵させた穀物酢、杉樽本醸造醤油、三温糖で作り上げた、素材にとことんこだわった。サラダはもちろん、鍋物の胡麻だれなど、季節を問わずに"なんでもいける"ドレッシングだそう。価格は280ml/476円。

「アッサンブラージュ ブラン/ルージュ」

「日本の食卓に合うワイン」という商品コンセプトのもと、つくりあげられたオリジナルブレンドワイン。10年以上のロングセラー。

「アッサンブラージュ ブラン/ルージュ」(各750ml/1,790円)

アッサンブラージュとはフランス語で「ブレンド」の意味で、成城石井のエノログ(ワイン醸造技術管理士)とバイヤーが、5種類のブドウから作られる原酒を日本でブレンドし、最終ブレンドは直接現地のワイナリーで行う。その年のブドウの出来にあわせて、ブレンド比率を1%単位で調節するという。価格は、各750ml/1,790円。

普段の食卓はもちろん、年末年始に増えるパーティーでも活躍してくれそうな商品ばかり。また、友達の家にお呼ばれしたときなんかに持って行っても喜ばれそうだ。売り場で迷ったときは参考にしてみてほしい。

※価格はすべて税別