旅先や出張先で心身を癒やしたい時には、のんびりとリラックスできる湯処を利用するのが一番である。しかも湯処からの眺望が抜群であれば、「この街を訪れることができて良かった」との思いも一層高まるというもの。そこで北海道出張の折には、札幌駅改札から徒歩3分のスカイリゾートスパ「プラウブラン」なんてどうだろう。
遠くは石狩平野まで見渡せる
プラウブランはJRタワーホテル日航札幌22階にあり、18歳未満は利用不可という大人空間となっている。宿泊者以外も利用可能なため、市内観光の後にふらりと立ち寄って一日の汗を流すのもオツ。館内で羽織るためのスパ着やタオル、アメニティは全て無料で用意されているので、手ぶらで訪れられるのがうれしい。
さて、冒頭でお伝えした通り、こちらのスパはなんといっても眺望がいい。地上100mより、札幌中心部のシティビューから石狩平野の地平線まで堪能することができる。もちろん、季節や時間帯によって異なる表情を楽しめるため、来館のたびに新たな感動が胸に刻まれるのもポイント。「湯船に浸って、大きな窓から空を見上げてくつろぐのもオススメですよ」とスタッフ。
そして、さらに特筆すべきはスパの泉質である。札幌南口の地下1,000mから湧出した天然温泉(加水、加温ろ過式)は、神経痛や関節痛、冷え性回復にも効果が期待できるナトリウム塩化物泉。絶景に酔いしれながらボディケアにもいそしめるだなんて、まさにぜいたくの極みではないか。
様々なサウナを楽しんだらカフェで小休止
また、様々な湯船・設備を楽しめるのも大きな特徴。浮力や清水圧を利用して身体をほぐすことができる「マッサージバス」で部位別に全身をほぐすのもいいし、スチームが肌を滑らかにしてくれる「テルマリウムサウナ」、高温式の「フィンランドサウナ」で芯からじっくりと温めるのもいい。
さらに、サウナで火照った身体をクールダウンするための水風呂、超微細な泡が温浴効果を高める「バイブラバス」なども堪能し放題だ。
たっぷりとボディケアをした後は、スパ内のカフェで美容と健康を意識した食事を満喫するのもオススメ。不要な汗と老廃物を流した後なら身体への浸透力も高く、翌朝の肌と体調に一段と磨きがかかるかも!? 札幌を訪れた際には、ぜひともゆっくりと時間をかけて至福のひとときを楽しんで。