ライカカメラは12月15日、「ライカSL」の最新版ファームウェアVersion 1.2を提供開始した。ライカSLのユーザー登録が済んでいれば、カスタマーサイトより無償でダウンロード可能だ。

ライカSL(写真は「ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.」を装着したところ)

最新版ファームウェアでは、ISO50~400設定時の画質や電子ビューファインダーの解像度を改善。ライカMレンズとライカRレンズを使用する際、自動露出ロックボタン(AEロック)を操作して拡大機能を利用できるようになったことで、マニュアルフォーカスを速やかに行える。そのほか、動画のライカLogガンマ曲線(L-Log)が向上し、8ビット録画に対応した。

ライカSLは11月28日に発売されたミラーレスカメラ。撮像素子には2,400万画素のフルサイズCMOSセンサー、画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO II」、440万ドットの電子ビューファインダー(EVF)「EyeResファインダー」を採用している。