あおぞら銀行は15日、「シニアのリアル調査」結果のうち「子や孫の帰省」についてまとめたものを発表した。それによると、シニアの約半数が子や孫の帰省時の交通費を負担していることがわかった。

シニアが負担する交通費は平均3万円

帰省してくる子や孫がいるシニアは全体の65.5%。このうち子や孫が帰省する時に交通費を負担している「負担派」は47.5%、「非負担派」は52.5%となった。

負担派シニアが、子や孫が帰省する時に負担している交通費の平均は前年比1,000円減の3万円。金額別にみると、「1~2万円未満」が22.7%、「2~3万円未満」が19.7%、「3~5万円未満」が19.3%と計6割超が1~5万円を負担していた。

子や孫の帰省時に交通費はいくら負担しているか?

子や孫の帰省時に使う予算(交通費以外)の平均は前年と同額の4万8,000円。金額別では、「3~5万円未満」が23.8%で最多、次いで「2~3万未満」が20.9%となった。男女別では、男性が4万1,600円、女性が5万3,100円と女性の方が約1万2,000円多かった。

孫へのお年玉の金額(小学生1人当たり)の平均は同500円増の8,200円。金額別では、「1~1.5万円未満」が32.2%でトップ、次に「5,000円~1万円未満」が30.1%と続き、最高額は9万円という人もいた。

調査期間は2015年8月6~8日、調査方法はインターネット、有効回答は55~74歳の個人2,072人。