秩父鉄道は7500系7505号編成(3両編成)に秩父の高名な神社にちなんだラッピングを施し、「秩父三社トレイン」として12月20日から運行開始する。
「秩父三社」とは、いずれも古くからの歴史を持ち、多くの人々に信仰される秩父地方の3つの神社(宝登山神社・秩父神社・三峯神社)の総称。「秩父三社トレイン」はこれら三社の社殿や彫刻、伝説などをモチーフとしたイラストを車両全体にラッピングし、おごそかな雰囲気を表現した。車内の天井や壁にもラッピングを施し、代表的な彫刻などの解説ポスターも展示し、乗っても楽しめる列車とする。
運行開始にあたり、12月20日13時30分頃から秩父駅で出発セレモニーを開き、秩父三社の神官によるおはらいやテープカットなどを実施。セレモニー終了後、秩父駅14時0分発熊谷行の臨時急行として運転する(普通乗車券のみで乗車可)。その後は当分の間、イベント時以外は時刻を固定せずに運用。元日は宝登山ロープウェイの「初日の出観賞便」に合わせ、熊谷駅5時24分発長瀞行としての運行が決まっているとのこと。