アール・ピー・アイとバイヤーズ・ガイドは10日、「全国元気指数調査」「地域元気調査2015」の結果を発表した。調査期間は8月1日~10日、対象は20~69歳の男女で有効回答数は1万5,822件。
日本の平均元気指数は5.76
地域の元気度を10段階で評価する「地域元気指数」は平均で5.76。「どちらともいえない」の5.0と6.0が43.5%を占め、昨年度比でマイナス5.3ポイントと減退傾向にある。「個人の幸せ感」では「幸せ感が低め」の人は34.4%、「幸せ感が高め」の人は32.6%だった。
「地域元気指数」と「個人の幸せ感」の関係性をみると、地域が元気であると感じている人ほど、個人の幸せ感も高い傾向にある。地域の元気が1上がると、個人の幸せ感が0.74上がった。
都道府県別にみると、地域元気指数1位は「沖縄県」(6.37)、2位「神奈川県」(6.23)、3位「福岡県」(6.18)となった。市町村では1位が「神奈川県藤沢市」(7.14)、2位「滋賀県草津市」(6.89)、3位「沖縄県石垣市」(6.84)という結果となった。
「地域の元気の要素」について聞いてみると、「街や商店街に活気があり、若者が地域にいること」「地域に働く場があり、地域の経済環境が安定していること」「暮らしの利便性と、生活環境の快適性が確保されていること」が上げられた。