『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)の来日記者会見が11日、千葉県浦安市内のホテルで行われ、新キャストのデイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、J.J.エイブラムス監督、さらに、球体の新ドロイド・BB-8が登場した。
今年4月に初来日し、今回が2回目となる新ヒロイン・レイ役のデイジー・リドリーは「前回の来日は5日間でしたが、京都にも行き、歌舞伎も拝見し、原宿に行ったりおいしい食事をしたり、すばらしい体験をした」と初来日を振り返りつつ、「再び来日できてうれしい」と喜びを伝えた。そして、本日午前に予定していたサプライズイベントが悪天候で中止となったため、その時間を使って「原宿にショッピングに行くことができました」と明かし、「残りの滞在期間も楽しんで帰りたい」と胸を膨らませた。
今回が初来日となるストームトルーパーの脱走兵・フィン役のジョン・ボイエガは「何より人々がすばらしい」と日本の印象を語り、「今日、秋葉原に行くことができ、とてもクールなものを買いました」と報告。「本来、絶対に使わないものばかり買ってハッピーになりました! ドラムや太鼓、ロボットなどを買い物して楽しんでいます」とうれしそうに話した。
そして、赤い十字型のライトセーバーを操る悪役カイロ・レン役のアダム・ドライバーも「東京は多くの人にとって最もすばらしい都市だと、いろんな人から聞いている」と言い、「長い時間かけて来ることができ、まだそれほど東京の街を見ることはできていませんが、出会う人出会う人が温かく接してくれて感激しています」と語った。
また、デイジー・リドリーは、ハリソン・フォードら旧キャストと共演した感想も語り、「ハリソン・フォードは、みなさんの期待を上回るすばらしい方。キャリー・フィッシャーやマーク・ハミルも本当にすばらしい役者さん」と絶賛。「なんといっても、これらの方々は本当に熱い思いで『スター・ウォーズ』の現場に戻ってきていて、その気持ちはこちらから見ているだけでもすばらしいものでした」と振り返った。
会見の終盤には、物語の鍵を握るBB-8がステージ中央から登場。J.J.エイブラムス監督も「すばらしい性格を持っていて、ほかの役者を食ってしまうくらいすばらしい演技をしています」と絶賛するBB-8は、球体ボディを回転させながら"ピピポパパピ"などとあいさつし、愛らしい姿で駆けつけた報道陣1,000人の心をつかんでいた。
新たなる3部作の1作目となる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の舞台は、『ジェダイの帰還』から約30年後。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン・レイを中心に、フォースを巡る全く新しい"家族の愛と喪失の物語"が描く。
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