Apple Watchがニュースを見る端末にふさわさいかどうかは分かりませんが、情報を伝えるための最適な形を探るという意味では探求しがいのある分野だと思います。アプリによっていろいろなアイデアが盛り込まれていますので、いろいろな情報活用の形を試してみましょう。
Yahoo!ニュース
ヤフーのニュース専門アプリです。Apple Watch上では見出しと画像1枚のみを表示。ニュース本文はiOSのコンティニュイティー機能を活用してiPhone上で表示する形になります。カテゴリごとのトップニュースを見出しだけ読むならApple WatchだけでもOK。
詳しく読みたいものがあったら、iPhoneのロック画面下部のアイコンからニュースアプリを起動すれば、記事のページがダイレクトに表示されます。グランスでは主要ニュースの画像をパネル表示。タップでApple Watchアプリが開きますが、写真の狙い撃ちで記事を開くことはできません。
カメリオ
ユーザーの興味・関心に合わせて様々なテーマの最新ニュースを集めてくれるアプリ。特徴はカテゴリ分けの細かさです。「スポーツ」なら「野球」「サッカー」などの種目だけでなく、チーム単位でフォローできたり、「エンターテインメント」なら「マンガ」カテゴリの下に人気の作品名・作者名のカテゴリが設けられています。これらをフォローすることで、通常は見つけにくいカテゴリのニュースも発見できるようになります。
Apple Watchでは起動すると新着ニュースの見出しと写真を表示。スクロールすると記事の冒頭を読むことができます。「クリップ」をタップするとiPhone側の「クリップした記事」に保存され、後で読むことができます。
Mynd
ユーザーが閲覧したページから興味関心事項を学習し、推薦記事を集めてくれるアプリ。毎朝「My朝刊」として自分専用に数十件の記事が届けられる他、「My新着」では最新ニュースからユーザーが興味を持ちそうなものが選ばれて配信されます。iPhone版では記事タイトルを長押しで「シェア」や「クリップ」といったメニューを利用できます。
Apple Watchで表示されるのは「My朝刊」から一部の記事の見出しと写真のみですが、感圧タッチで「Evernote」「Pocket」「はてなブックマーク」への保存が可能です。新着のリフレッシュが手元でできないなど惜しい部分もありますが、限られたスペースで情報をやりくりする発想はApple Watchらしいと思うので今後に期待です。
(提供:iPad iPhone Wire) |