サードウェーブデジノスは、ASIOドライバに対応したUSBオーディオインタフェースの動作確認を検証したNUC規格準拠の小型PC「raytrek-DTM NUC」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は税別77,980円から。

raytrek-DTM NUC(キーボード、マウス、ディスプレイは別売り)

CPUにIntel Core i3-5010Uを搭載したベアボーン「Intel NUC NUC5i3RYH」をベースにした「raytrek-DTM NUC」と、Intel Core i7-5557U搭載の「Intel UC NUC5i7RYH」をベースにした「raytrek-DTM NUC Core i7搭載モデル」の2モデルをそろえる。W115.0×D111.0×48.7mmの小型ボディに加え、VESAマウントに対応し、ディスプレイの背面に取り付けて利用することもできる。

どちらのモデルでも、ASIOドライバ対応のUSBオーディオインターフェースや、USB接続のMIDIキーボードといった音楽用機材が問題なく接続、動作できることを検証済みだという。

「raytrek-DTM NUC」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-5010U(2.1GHz)、メモリが8GB PC3-12800、ストレージが120GB M.2 SSD + 500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、OSがWindows 8.1 64bit。本構成の価格は税別77,980円から。

上位モデル「raytrek-DTM NUC Core i7搭載モデル」は、CPUがIntel Core i7-5557U(3.1GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 6100となり、価格は税別112,980円から。

インタフェースは、USB 3.0×4、HDMI×1、MiniDisplayPort×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、オーディオポートなど。本体サイズはW115.0×D111.0×48.7mm、重量は約690g。