12月8日、AKB48は10周年を迎えた。今では誰もがその名を知るアイドルグループだが、初回公演の観客は関係者を除くとたったの7人だったという。ファンとともに成長したAKB48、中国にもその歩みを支えるファンたちがいる。記念すべき10年目の12月8日を迎えた中国のファンたちの声を中国版ツイッター「ウェイボー」で拾ってみた。
「AKB48と出会えて良かった」
AKB48誕生から10年、節目の日にともに歩んだ日々を振り返る人々がいる。
「10周年か、小学校3年の時にAKB48に萌えたのを覚えている。5年前のことだ」
「数年前、まだ中高生の頃、学校の机の下でAKB48を見ていた時の楽しさを思い出した」
「隣のお兄ちゃんの家で一緒に見たのが初めてのAKB48だった、5年前」
「兄が日本に旅行に行った時にはAKB48の福袋を買ってもらったよ。週末には教室でMVを見たりしたな」
「中1から高2までの5年間、AKB48と出会えて良かった」
「人生で一番沈んでいた時期に一緒に歩んでくれた。AKB48がいたからファン仲間の友人とも出会えた。感謝! 」
「僕の青春はAKB48と共にあった。出会ってから6年、デビュー10周年おめでとう! 」
ウェイボーで見る限り、中国では5年ほど前にAKB48のファンになった人が多いようだ。
20万人(!?)が共に楽しんだ10周年記念公演
12月8日の「AKB48劇場10周年特別記念公演」は日本でも生中継されていたが、中国でも中継を見ていた人は多い。ホントかウソか「大体20万人が一緒に見ている」と推計した人も。卒業生も集った盛宴は中国にも感動の嵐を呼び込んだ。
「一番好きなのは前田敦子のいるAKB48だった」
「元老たちがみんな帰ってきた! 一番好きなのは1期生の6人と前田優子! 」
「公演を見ていると卒業生もずっとAKB48にいたままだったような気がした。みんな頑張れ、秋元康も頑張れ! 」
「公演のセットリストを見て叫んじゃった! 」
「AKB48に出会えて良かった。今晩は数年前に帰ったかのように感じた。大島優子一生神推し! 」
「今晩はたくさんの感動をもらった。残念なのはもっと早くにファンにならなかったこと」
中国のAKB48ファンたちはAKB48のことを「開閉」と呼んでいる。「開閉」の発音は「kai bi」、これでAKBの「KB」を表しているのだという。AKB48に関してはこのようなファン用語がたくさんできており、ファンたちの親しみぶりが感じられる。
ウェイボー上には「これからもずっと一緒に歩んで行きたい」という多くのファンたちの声が集まっていた。「次の10年、できれば日本で一緒に過ごしたい」というファンもいる。AKB48の新しい10年を、中国のファンも支えている。
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