紀伊國屋書店はこのほど、新宿本店(東京都新宿区)の1階に、日本茶カフェ「紀伊茶屋(きのちゃや)」をオープンした。
和のメニューを楽しむスペース&日本の文化の発信地として開店
近年、書店と併設のカフェが多くみられる中、同店は、カフェとしての機能だけでなく「日本茶」を中心とした和のメニューを楽しむスペースとして、また日本の文化の発信地として、今回グランドオープンした。
メニューは厳選された原材料を用い、シンプルでありながら奥深い日本茶をはじめ、京都の最上質の石臼挽き抹茶やほうじ茶、それらをふんだんに使用したラテ、パフェ、ソフトクリームのほか、国産しょうが湯やレモン湯などバリエーション豊かにラインアップ。年齢・性別を問わず楽しめるメニューがそろったという。
商品供給は日本茶の製造販売で85年の歴史を持つ田頭茶店が協力。同社は国内で「田頭茶舗」ブランドで複数店のカフェ展開を行っており、その店舗開発・運営ノウハウと、厳選された秘伝のブレンド茶葉などの商品を提供する。
また今後、日本国内だけでなく海外でも「和食のユネスコ世界無形遺産登録」で日本茶や日本文化への関心が高まっていることを背景に、日本茶を通じた上質で健康的なライフスタイルの情報を発信していく、としている。