ディラックはこのほど、Sharkoon製PCケースの新モデル「BW9000」シリーズの取り扱い開始を発表した。サイドパネルにアクリルウィンドウを備えた「SHA-BW9000W-B」「SHA-BW9000W-W」と、アクリルウィンドウなしの「SHA-BW9000V-B」をそろえる。15日に発売し、店頭予想価格は「SHA-BW9000W-B」と「SHA-BW9000W-W」が税別11,980円前後、「SHA-BW9000V-B」が税別10,980円前後。

SHA-BW9000W-W

SHA-BW9000W-B

ATX対応のミドルタワーケース。水冷ラジエーターをはじめとした、さまざまなコンポーネント向けにスペースを確保するほか、一部のドライブケージを外すことで最大430mmまでの拡張カードの取り付けに対応するなど、高い拡張性を備える。

フロントに2基の140mmファン、リアに1基の120mmファンを標準で搭載。オプションとして、トップに140mmファンを2基増設できる。また、トップに280mm / 360mmのラジエーター、フロントに280mmラジエーターを1基取り付けられるスペースを設ける。

搭載ベイ数は内部5.25インチベイ×2基、3.5インチ内部ベイ×5基、2.5インチ内部ベイ×2基。ドライブケージはマウントごとの取り外しが可能で、システム構成やレイアウトに合わせて調整できる。付属の3.5 インチオープンベイカバーを用いることで、ファンコントローラやカードリーダといった3.5インチデバイスを搭載できる。

そのほかの仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大430mmまで、搭載CPUクーラーの高さは最大165mmまで、搭載できる電源の奥行きは260mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW210×D480×H490mm、重量は約9.7kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。