相模鉄道はこのほど、横浜駅3番線でホームドア設置工事を開始した。来年3月上旬に試験運用を始め、3月下旬には使用開始する予定だという。
同社はこれまで、ホームの安全対策として、内方線付き点状ブロックや非常停止ボタン、列車接近表示器、ホーム安全柵の設置などを進めてきたが、これらの対策では「ホームからの転落や列車との接触事故が防ぎきれない」(相模鉄道)と判断。さらなる安全確保と事故防止を図るため、事故防止効果のより高いホームドア設置を決めた。
横浜駅では3番線に続いて1・2番線でもホームドア設置工事に着手し、4月以降には1~3番線の全ホームでホームドアを稼動させる予定。さらに他の駅へのホームドアの本格設置に向け、技術面や運用面などの課題検討を進めるとしている。