年末年始も近づき、いよいよ忘年会シーズンがやってきた。1年の労をねぎらい、来年への活力とする楽しい宴会。しかしお酒で失敗すると、散々な結末を迎えることになりかねない。そこで、マイナビニュース会員300名にアルコールのとりすぎで失敗したことがあるか尋ねた。経験のある人には失敗談を、経験のない人には失敗しないように気をつけていることを聞いてみたので紹介しよう。
Q. アルコールを摂取しすぎて失敗したことはありますか?
1位: はい(33.3%)
2位: いいえ(66.7%)
■「はい」と答えた人にお聞きします。そのときの状況を具体的に教えてください。
・「気持ち悪くなって満員電車で座り込んだ」(25歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「急性アルコール中毒になってしまった」(33歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「トイレで寝てしまった」(29歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「壁に激突して血まみれになった」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「土曜の夕方ごろに地元の友人と集まって翌朝まで飲んで、始発の京浜急行に乗って帰ったら、寝過ごしてしまい気がついたら品川まで来ていたので、今度は下り線に乗り換えたら、また寝過ごしてしまい今度は三崎口に来ていた。結局はこんなことを3往復近くやって、家に着いたのは夕方ごろだった」(32歳男性/商社・卸/営業職)
・「高級なお肉を食べたのにすべて吐いてしまった」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「誰彼構わず抱きついてしまった」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「その日初めて会った人なのに、公園でキスしまくった」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)
■「いいえ」と答えた人にお聞きします。失敗しないように気をつけていることはありますか?
・「他の人のペースを気にしない」(30歳女性/通信/事務系専門職)
・「飲みすぎたと思ったら水を多めに飲む」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「外では飲まないようにしています」(30歳女性/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・「いろいろな種類を飲まない」(21歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「お酒が強い友達に危ないと思ったら、止めてもらうようにお願いしている」(20歳女性/医薬品・化粧品/専門職)
・「ウコンを飲む」(24歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「肝臓を鍛えている」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)
■総評
「アルコールを摂取しすぎて失敗したことはありますか? 」と質問したところ「ある」と答えた人は33.3%にとどまった。半数以上の回答者は、失敗した経験がないことが判明した。
このうち失敗した経験のある人にその内容を聞くと「気持ち悪くなった」「寝てしまった」「記憶をなくした」の3つの回答が目立った。全体的に悲惨な失敗談が続いたが、中には「宴会の後半ずっと寝てしまい女子に顔を化粧された」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)など、周りを楽しませたエピソードもあった。一方で「救急車で運ばれました」(33歳男性/情報・IT/事務系専門職)など健康上問題をきたすレベルまでお酒を飲んでしまった人もいた。
失敗した経験がない人が気をつけていたことで多かったのは、シンプルに「飲みすぎない」という回答だ。「お酒は2~3杯まで」(25歳女性/不動産/事務系専門職)といったように、自分でルールを決めて飲んでいる人が多かった。しかし中には「お酒に強いタイプなので気をつけていなくても問題ない」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)というつわものもいた。
忘年会が終わっても、年が明ければ正月の親戚の集まりや新年会など、延々とお酒の席が続いていく。気持ちよく新しい年を迎えるためにも、お酒の飲み方にはあらためて気をつけていただきたい。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2015年11月11日~11月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート