カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)の100%子会社で全国に「TSUTAYA」を展開するTSUTAYAは12日、台湾・台北市に「TUSTAYA 亞藝影音 北安店(ベイアン ディエン)」をオープンする。同店は台湾で20店目となる。
台湾でもブックカフェの展開を予定
CCCは台湾のCMCグループ(中環集団)と、2012年より国際的なエンタテインメント事業に関し戦略的資本・業務提携を行っている。台湾における「TSUTAYA」の出店は、CMCグループ傘下の亞藝國際股.有限公司の自社ブランド「亞藝影音」が「TSUTAYA」に加盟し、「TSUTAYA」としてリニューアルオープンする形を取っている。
TSUTAYAは、台湾でのFC事業展開を2012年12月から開始。今回オープンする北安店を加えると、台湾北部13店舗、台湾中部5店舗、台湾南部2店舗と計20店の展開となる。店舗実績は、日本での「TSUTAYA」のノウハウを活かしたサービスの導入や、データベースマーケティングに基づく品揃え提案などから堅調に推移しているという。
台湾のTSUTAYA会員数は、2015年12月時点で90万人(台湾人口の約4%)に到達。同社は「(台湾では)順調にFC店舗の展開が進んでいる。現在、日本で行っているブックカフェ展開を台湾でも行う予定があり、今後も拡大していければと考えている」と話している。