昨年の冬に着ていたフリースの洋服を引っ張りだしたら、あれれ?? 毛玉がいっぱい。子どものフリースの洋服もサイズアウトして使えない……でも捨てるなんてもったいない! ここでは、使わなくなったフリースの生地を掃除に使うテクニックを紹介します。
材料
・不要になったフリース
・フローリングワイパー
作り方
ここでは130cmの子どもの長袖シャツで作りました。フリースは毛玉がついていても全然問題ありません。
まず、平らな場所にシャツを置いて、フローリングワイパーのシートの形に添って、フリースを切ります。フリースはほつれないので、布は切りっぱなしで大丈夫です。
このような形になりました。端の始末はしなくてOKです。
フローリングワイパーにセットします。フリースを使うと、布に適度の厚みがあるので、ワイパーにセットしてもズレにくいのがいいところです。
セットできたらお掃除開始。リビングのフローリングを拭いてみます。
リビングの端から端を1往復してみました。フリースを見てみると……見苦しい画像で失礼! うちは猫がいるので、猫の白い毛やほこりがびっしりついています。普通のフローリングワイパーのリフィルと同様、両面が使えますよ。
部屋全体を拭いたときの様子は……ご想像におまかせします。
フリースを水で塗らし、固く絞ってフローリングワイパーにセットすれば、水拭きにも使えます。また、一般的なフローリングワイパーのリフィルは使い捨てですが、フリースならば洗えば何度でも使用できます。
水アカ取りなどにも使える
洗剤を使わなくても、汚れをきれいに落とすという「アクリルたわし」はご存じですか? フリースはアクリル毛糸と同じように微細な繊維でできているので、フリースでも同様に汚れ落としに使えます。
ここでは洗面ボウルの汚れ落としに使ってみました。洗剤は使わず、軽くこするだけで、汚れが落ちます。
軽くこするだけで落ちます。
浴室のカランは水アカや石けんかすなどが付きやすい場所です。白く曇っているカランをフリースで軽くこすってみました。
洗剤を使わなくても、水アカがすっきり! 水はじきもいいです。軽くこすって水で流しただけで、輝きが戻りました
使わなくなったフリースは適当な大きさに切り、ストックしておくと掃除のときに便利に使えますよ。年末の大掃除に役立つこと間違いなし。ぜひお試しくださいね。
執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。
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