セイコーエプソンは12月9日、デジタルカメラの電子ビューファインダー(EVF)向け「ULTIMICRON(アルティミクロン)」パネルの量産出荷を開始した。デジタルカメラのEVF用途の量産品において、世界最高となる解像度を実現している(エプソン調べ)。
0.66型(対角約1.65cm)で、解像度は2015年11月現在で世界最高となるSXGA+(1,400×RGB×1,050、441万ドット)を実現した。従来のXGA製品に比べて解像度が約2倍となり、色域も約30%拡大した。
そのほか主な仕様は、画素ピッチが9.6(3.2×RGB)μm×9.6μm、色空間がRGBカバー率98%、表示色が約1,677万色、表面輝度が650カンデラ平方メートル。