ジャム売り場などで販売されているパンに塗る「ごまペースト」。おいしいだけではなく、体によいごまが簡単に摂取できることで人気ですが、価格がちょっと高いので、購入をためらう人もいるのではないでしょうか。今回は、フードプロセッサーを使い、100円ショップのいりごまで作るごまペーストの作り方を紹介します。
材料
・黒いりごま (ここでは110g入りを使用しました。ごまは白ごまでもOKです)
・はちみつ (水あめ、オリゴ糖シロップなどでも代用可能) 60~80g
・ごま油 大さじ1~2
・水 20~50ml(様子を見ながら加えます)
作り方
筆者が使ったフードプロセッサーです。刃は、シンプルな「切り刻む」機能だけのものを用いました。
フードプロセッサーに黒ごまを入れます。
ごま油を入れます。
はちみつを加えます。油やはちみつなど液状のものといっしょに混ぜることで、ごまだけの時よりも混ぜやすくなります。はちみつの代わりに、オリゴ糖シロップなどを使ってもいいです。
材料を入れたら、フードプロセッサーで切り混ぜていきます。
スイッチは「ガーッ」と押し続けることはせず、「ガッ」「ガッ」「ガッ」と数回に分けて、少しずつごまをすり混ぜていきます。「ガーッ」と押すと、フードプロセッサーの容器の中でごまが勢いよく舞い上がってしまうこともありますので、ご注意ください。
ふたをあけて、数回、容器の周囲についたごまを、刃が当たるようにスプーンなどで下に移動させます。
だんだんとすりごまが水分を吸収してまとまってきます。
さらにスイッチを押すと、よりキメ細かに。
水を20ml加え、今度は「ガーッ」と連続してボタンを押します。好みのペーストの状態になるまで、水を少しずつ加えて、その都度フードプロセッサーで混ぜます。
ふたを開けて、硬さを確認します。好みの硬さになったら完成です。
スプーンですくってみて、硬さを見てみてください。
筆者は、ごまあえなどにも利用したいので、少しとろみが強い状態でスイッチを止めました。「スプーンですくうと少し間をおいてからペーストが垂れる」くらいです。ペーストの状態は、市販の練りごまのような滑らかなものではなく、ごまのつぶつぶ感が感じられるものです。
完成したごまペーストは、空き瓶やタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存します。
パンにつけて食べるほか、お餅やお団子につけてもおいしく食べられます。ほうれんそうやいんげんなどのゆで野菜に、しょうゆと合わせれば、ごまあえも簡単にできます。
はちみつの量はごまの8割程度
ここでは110g入りのごまを使いました。販売している商品によって、いりごまの内容量に差があるかもしれませんが、ごまの量の8割程度のはちみつを加えるといいと思います。
執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。
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