サムスン電子ジャパンは8日、5.7インチのAndroidスマートフォン「Galaxy A8 SCV32」をKDDI向けに提供すると発表した。“auスマートフォン史上最薄”を謳った端末で、発売は12月中旬以降を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。
「Galaxy A8」は厚さ約6.0mmの薄型ボディに、約5.7インチのディスプレイ(1,920×1,080ピクセル)を備えたAndroid 5.1搭載スマートフォン。ホームボタンを3度押すと画面が片側に小さく表示される「片手操作モード」を搭載し、狭額縁設計を採用するなど持ちやすさに配慮している。サイズと重量は、幅77×高さ158×厚さ6.0mm/約153g。カラーバリエーションは、ホワイト、ゴールド、ブラックの3色で展開する。
ディスプレイにはSuper AMOLEDを搭載し、屋外や太陽の下でも写真や動画を明るく閲覧・視聴できる。背面には1,600万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。ホームボタンを2度押すとカメラがクイック起動する。複数のアプリケーションを同時に立ち上げて操作できるマルチウィンドウなど、おなじみの機能も継承している。
画面を白黒にし、不要なデータ通信などをカットして電力消費の無駄を省く緊急時長持ちモードを標準装備。バッテリー容量は3,050mAhで、急速充電にも対応している。ホームボタンに触れるだけでロック解除できる、タッチ式指紋認証機能にも対応した。
主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはExynos 5433(オクタコア、1.9GHz+1.3GHz)。RAMは2GB、ROMは32GBで、外部ストレージはmicroSDXC(最大128GB)に対応する。最大連続通話時間は約1,370分(VoLTE)、最大連続待受時間は約520時間。
通信面では、受信時最大225Mbpsの4G LTE キャリアアグリゲーション、受信時最大220MbpsのWiMAX 2+ キャリアアグリゲーションをサポート。そのほか、VoLTE、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグなどに対応している。