本田技研工業(ホンダ)は8日、東京ビッグサイトで10日~12日の期間に開催される日本最大級の環境展示会「第17回 エコプロダクツ2015」に、新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」の市販予定車をはじめとする、環境への取り組みを紹介するブースを出展すると発表した。
ホンダブースでは、「Hondaの描く水素エネルギー社会をいよいよ現実に!」をテーマに、水素を中心とした「つくる」「つかう」「つながる」技術によるCO2ゼロ社会の実現を目指した取り組みを紹介。
具体的には、日本で2016年3月にリース販売を開始する予定の新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」の市販予定車や、FCVから最大出力9kVAのAC出力を可能にする外部給電器「Power Exporter 9000」、FCVやEVから家庭への電力供給を行うV2H(ビークル・トゥ・ホーム)対応のDC普通充電器「Honda Power Manager」を展示する。
また、「ツインリンクもてぎ」にある森の自然体験ミュージアム「ハローウッズ」でのノウハウを活かした新しい森づくり「HondaWoods」の取り組みなど、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現を目指す、ホンダの幅広い取り組みと成果を分かりやすく伝える予定。
なお、ホンダブースに隣接する「環境とエネルギーの未来を拓く~水素社会」ブースでは、同社の考えるモビリティを活用した水素社会のジオラマとスマート水素ステーション(SHS)のモックアップモデルを展示する。