ブラザー販売は8日、インクジェット複合機「PRIVIO」シリーズの新製品として、従来モデルより本体サイズを約15%小型化した、電話機およびFAX付きモデルを発表した。全8モデルを用意し、1月下旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は24,000円前後から。
MFC-J990DN
「MFC-J990DN」は、「プリビオ ベーシックシリーズ」に位置するモデル。店頭予想価格は33,500円前後(税別)。コピー、プリント、FAX機能に加えて、電話機能を搭載しており、コードレス子機×1台が付属する。きょう体サイズも従来モデルより約15%小型化しており、設置場所の自由度が向上。専用のスマートフォンアプリ「Brother iPrint&Scan」に対応し、スマートフォンからFAX送信と受信データの確認が行える。
給紙トレイには最大100枚の用紙をセット可能。用紙を1枚セットできる手差しトレイを装備し、ADFには最大20枚の用紙をセットしておける。印刷速度はA4でカラー10枚/分、モノクロ12枚/分。ランニングコストはL判フチなしで17.9円/枚、A4普通紙で8.1円/枚。
プリント解像度は600dpi×1,200dpi(カラーコピー時が2,400dpi×1,200dpi)。インクカートリッジは4色独立カートリッジ方式で、タッチパネル対応の2.7型液晶を装備する。スキャナの光学解像度は最大1,200×2,400dpi。スキャン速度はA4カラー片面4.3秒、モノクロ3.4秒。
インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW400×D341×H151mm、重量は約9.3kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8.5以降。
MFC-J990DWN
「MFC-J990DWN」はコードレス子機×2台が付属するモデル。そのほかの機能や仕様は「MFC-J9900DN」とほぼ共通。店頭予想価格は43,000円前後(税別)。
MFC-J900DN
「MFC-J990DN」は、「プリビオ ベーシックシリーズ」に属し、コードレス子機×1台が付属するモデル。店頭予想価格は38,500円前後(税別)。基本機能は「MFC-J990DN」に準ずるが、付属の通信ボックスによって無線FAXに対応。スマートフォンなどからFAXデータを無線でプリンタに転送できる。NFCを使った「タッチ de プリント&スキャン」機能も備え、スマートフォンをプリンタにタッチさせるだけで印刷やスキャンが行える。
給紙トレイには最大150枚の用紙をセット可能。手差しトレイはなく、ADFには最大20枚の用紙をセットしておける。インタフェースに有線LANは搭載していない。本体サイズはW400×D402×H172mm、重量は約9.3kg。
MFC-J900DWN
「MFC-J9000DWN」はコードレス子機×2台が付属するモデル。そのほかの機能や仕様は「MFC-J9000DN」とほぼ共通。店頭予想価格は48,000円前後(税別)。
MFC-J830DN
「MFC-J830DN」は、「プリビオ ベーシックシリーズ」に属し、コードレス子機×1台が付属するエントリモデル。店頭予想価格は29,000円前後(税別)。基本機能は「MFC-J900DN」に準じ、通信ボックスが付属している。CDなどの光学メディアの印刷には対応していない。
給紙トレイには最大100枚の用紙をセット可能。用紙を1枚セットできる手差しトレイを装備し、ADFは装備されていない。NFCにも非対応。本体サイズはW400×D341×H151mm、重量は約7.2kg。
MFC-J830DWN
「MFC-J830DWN」はコードレス子機×2台が付属するモデル。そのほかの機能や仕様は「MFC-J830DN」とほぼ共通。店頭予想価格は38,500円前後(税別)。
MFC-J730DN
「MFC-J730DN」は、「プリビオ ベーシックシリーズ」に属し、コードレス子機×1基が付属するエントリモデル。店頭予想価格は24,000円前後(税別)。基本機能は「MFC-J830DN」と同等で、印刷速度はカラー6枚/分、モノクロ12枚/分となっている。本体サイズはW400×D341×H151mm、重量は約7.2kg。
MFC-J730DWN
「MFC-J730DWN」はコードレス子機×2台が付属するモデル。そのほかの機能や仕様は「MFC-J730DN」とほぼ共通。店頭予想価格は33,500円前後(税別)。