広島銀行はこのたび、2016年1月4日に高齢化社会の進展や、相続税制変更により高まる生前贈与ニーズに応えるため、全国の地方銀行で初めてという、信託機能を活用した個人の顧客向け新商品「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の取扱いを開始すると発表した。

「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の特徴

  • 贈与手続きの負担軽減:贈与の意思確認や振込等の贈与手続きを広島銀行がサポートする

  • 相続人以外にも贈与可能:相続人だけでなく3親等以内の親族へ、最大5名まで贈与が可能

  • 毎年の贈与記録が残る:長期にわたり複数の受贈者に贈与する場合でも、贈与取引の記録が残る

商品概要

  • 対象となる人:個人の顧客

  • 信託金額:500万円以上(1万円単位)

  • 追加信託:追加信託可(100万円以上、1万円単位)

  • 信託期間:5年以上30年以内(1年刻み)、中途解約は原則不可

  • 受贈者:3親等以内の親族

  • 残余財産の受取:指定可(推定相続のうち1名のみ)

  • 元本補填:あり

  • 預金保険:適用

  • 信託報酬:管理報酬/信託設定時、追加信託設定時に申込金額の1.62%(消費税込み)、運用報酬/信託期間中に運用報酬(信託金の0.01%程度)

仕組図