オウチーノ総研はこのほど、「努力」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は11月16日~23日、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~39歳の働く未婚女性789名を対象に、インターネットで行われた。

働く女性45.7%が「オンナとしての努力」せず

「あなたは普段の生活のなかで、オンナとして努力していますか?」

はじめに、「あなたは普段の生活のなかで、オンナとして努力していますか?」と質問したところ、「とても努力している(12.7%)」「まあまあ努力している(41.6%)」と、半数以上が日々オンナとして努力していることが分かった。

「努力している」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「好きな人に好意を持たれるよう、きれいに保っている」(27歳)、「いつまでもきれいでいたいから」(34歳)など、「きれいに見られたい」という理由が最も多く、次いで「社会人として恥ずかしくないように」が続いた。

一方、「努力していない」と回答した人の理由は、「忙しく、時間がないから」が最多。また、「いわゆるオンナ磨きというものに興味がないから」(32歳)や「オンナを意識しての努力というより、自分を成長させるための努力と認識しているから」(36歳)など、「興味がない、意識していないから」という理由も多く挙がった。

日々、「スキンケア」「体型維持」に励む

「日々、オンナとして努力していることは何ですか?」

次に、「全く努力していない」と回答した人以外を対象に、「日々、オンナとして努力していることは何ですか?」と聞いたところ、「スキンケア(60.3%)」が最も多く、次いで「体型維持・ダイエット(52.6%)」「メイクアップ(44.3%)」と続いた。

「努力しようと思ったきっかけは何ですか?」

また、「努力しようと思ったきっかけ」についても聞いたところ、「鏡を見て(16.3%)」が最も多い結果となり、具体的には、「ある時鏡を見たら自分があまりにもデブだったから」(24歳)や「ここ1~2年で一気に顔が老け、驚くぐらいシワが発生したから」(36歳)などが挙がった。

次いで、「独身で彼氏がいない、本気でやばいと思ったから」(33歳)や「周りの友人が結婚して」(37歳)など、「現状に危機感を持って」と回答した人も割と多く、14.1%。また、「友人・知人に言われて」と答えた人も12.9%いた。

オンナとしての満足度に「努力したかしないか」で差

「オンナとしての自分の現状に、どれくらい満足していますか?」

最後に、オンナとしての現状の満足度を、「仕事」「プライベート」「全体」に分けて、それぞれ100点満点で点数をつけてもらい、結果を、オンナとしての「努力をしている」人と「していない」人に分けて見てみたところ、「努力している」人の平均は「仕事(55.6点)」「プライベート(61.1点)」「全体(67.2点)」となった。一方「努力していない」人は、「仕事(47.7点)」「プライベート(50.8点)」「全体(56.2点)」という結果に。オンナとしての努力をしている人の方が、自身の現状に対する満足度が高いことが分かった。

今回の調査結果を受けて、同社では「現状に対して不満や悩みが全くない女性はほとんどいないだろう。そんななかでも前向きに努力できている女性は、少しでも現状を改善させたり、人生を前向きに捉えることができているのかもしれない」とコメントしている。