「AKB48劇場オープン10年祭」が6日、都内で行われ、アイドルグループ・AKB48の現役および卒業メンバー総勢44人が出演した。

「AKB48劇場オープン10年祭」

同イベントには、7年前の2008年に発売した写真集『AKB48 2nd Anniversary スペシャルフォトアルバム』の購入者であるファンを招待。グループにとって、結成初期から応援していた"レジェンドファン"を前に、総監督の高橋みなみは、「AKB48の未来を信じてくれたみなさん、よくチケットを捨てなかった!」と大感激で、「顔ぶれを見て泣くかな?と思ったけど、面白くなってきた。みんな年取ったね~。生存を確認できてうれしい」と久しぶりの再会を喜んだ。

卒業生の前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美らは、顔馴染みを見つけると嬉しそうに手を振り、懐かしさのあまり涙ぐむメンバーも。イベントでは、前田センター曲の『言い訳Maybe』、『フライングゲット』、大島センター曲の『ヘビーローテーション』を当時のメンバーで歌唱し、会場は「あっちゃーん!」、「優子ー!」と大盛り上がり。しかし、3曲連続披露に、大島は、「水くださ~い!」と悲鳴を上げ、前田も、「3年のブランクがあるから、疲れちゃった……」と茶目っ気たっぷりにつぶやいていた。

最後は、メジャー・デビューシングル『会いたかった』、インディーズ・デビューシングル『桜の花びらたち』を歌い、高橋は、「どうなるか分からず進んでいた頃、10年後を想像していたのは秋元先生だけでした。みなさんに応援してもらって、すごくすごく幸せです」と瞳を潤ませながら感謝。「これから私も卒業して、グループも変わっていく。これから10年、20年と、またみなさんに会える日を楽しみに頑張っていきたい。これからもメンバーの応援を宜しくお願いします!」と笑顔でイベントを締めくくった。

なお、2005年にオープンした東京・秋葉原のAKB48劇場では、10周年を迎える8日に、『AKB48劇場10周年記念特別公演』を開催する予定。

『AKB48劇場オープン10年祭』出演者

【1期生】板野友美、浦野一美、大江朝美、大島麻衣、小嶋陽菜、駒谷仁美、佐藤由加理、篠田麻里子、高橋みなみ、戸島花、成田梨紗、前田敦子、峯岸みなみ
【2期生】秋元才加、梅田彩佳、大島優子、大堀恵、河西智美、小林香菜、佐藤夏希、野呂佳代、増田有華、松原夏海、宮澤佐江
【3期生】井上奈瑠、多田愛佳、柏木由紀、片山陽加、菊地あやか、田名部生来、仲川遥香、野口玲菜、松岡由紀、渡辺麻友
【1~3期生以外】北原里英、指原莉乃、横山由依、入山杏奈、加藤玲奈、高橋朱里、松井珠理奈、木﨑ゆりあ、山本彩、宮脇咲良、(島崎遥香は体調不良で欠席)