女優の南沢奈央が5日、都内で行われた、第10回「赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した。

第10回「赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した南沢奈央

日本赤十字社が開催している同コンテストは、いのちや献血をテーマにした俳句を公募したもの。今年は、文部科学大臣賞に「靴紐を結び直して入学す」(二枝紗莉惟さん)、厚生労働大臣賞に「初夢はけんけつをする僕だった」(山田恭也さん)など各賞が選ばれ、俳人の黛まどか審査員長は、「みなさんの俳句には命のきらめきが詠まれている。今後もこのコンテストを通して、命の大切さを訴えていきたい」と総評した。

また、2011年から学生献血応援キャラクターを務める南沢は、ゲスト審査員として参加。「素晴らしい俳句ばかりで楽しく読ませてもらいました。色んな情景が思い浮かんできてワクワクしました。俳句で命や献血について考えることは意味のあること」と選考を振り返り、「私は普段、献血に行くたびに健康について考え、生活を見直すきっかけになっています。献血と同じように、俳句が自分のことや家族、友だちのことを見つめるきっかけになれば」と笑顔であいさつした。