いえらぶGROUPはこのほど、「家賃に関する実態調査」の結果を発表した。それによると、約4割の人が家賃の値下げ交渉をした経験があることがわかった。
値下げ交渉ができることを知らない人も
家賃の値下げ交渉をしたことがあるかと尋ねたところ、61%が「いいえ」、39%が「はい」と回答。「いいえ」と答えた人の中には、「言い出す勇気がない」という人や値下げ交渉ができることを知らなかった人もいた。
稼ぐ額に応じて、賃料の高い(今よりも条件のいい)部屋に住みたいかと聞くと、「住みたくない」と答えた割合は男性37%、女性45%。一方、「住みたい」とした割合は男性35%、女性31%となった。
家賃を滞納したことがあるかと聞くと、「ない」は86%、「ある」は14%。滞納した理由については、自動引き落としができていなかった、入院していたなど様々なものがみられた。
部屋の家賃は給料の3分の1迄におさめるのが妥当といわれるが、部屋探しの際、それを意識するかとの問いに対しては、74%が「はい」、26%が「いいえ」と回答。「はい」と答えた人からは「給料が安定していないのでなるべく後で困らないようにしたい」などの声が寄せられた。
調査期間は2014年1月~2015年8月(4回)、有効回答は各項目100人。