プラネットはこのほど、「手洗いとハンドソープに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月23日~11月2日にインターネット上で行われ、4,531名から回答を得た。

はじめに、1日に平均何回くらい手を洗うか聞いたところ、最も多かった回答は「4~5回」(25.0%)となった。また男女別で比較すると、女性は男性に比べて手洗い回数が多い傾向が見られ、3割近い人が1日に10回以上手を洗っていた。

次に1回の手洗いにかける時間や洗う部分について調査した。手洗い時間で最も多かったのは「6~10秒」(36.3%)。これに「1~5秒」(12.5%)という回答をあわせると、約半数の人が手洗いを10秒以下で済ませていることがわかった。手を洗う部分については「手のひら」(96.5%)が1位にランクイン。一方で、洗ったほうがいいと言われる「手首」(29.6%)や「爪」(29.0%)は3割以下の人しか洗っておらず、同社は「望ましいとされる丁寧な洗い方を実践できている人は少数派である実情がうかがえました」とコメントしている。

手を洗う部分については「手のひら」(96.5%)が1位にランクイン

さらに「自宅で手を洗う際、ハンドソープや固形せっけんを使いますか」と質問した。結果は、49.6%の人が「ハンドソープのみ」と回答し、「ほかの人が使ったせっけんに触れたくない」「ワンプッシュで手軽に洗える。泡立てる必要がないから」などの理由があがった。一方で「固形せっけんのみ」という人は11.4%にとどまった。

加えてハンドソープを使っている人を対象に、購入の際、何を重視しているか尋ねたところ、1位は「殺菌力(薬用)」(45.2%)となった。次いで「汚れの落ちやすさ(洗浄力)」(40.8%)、「価格」(38.1%)、「泡立ちのしやすさ」(32.1%)が続いた。

ハンドソープを購入する際、最も重視していることの1位は「殺菌力(薬用)」(45.2%)となった