トーワ電機は3日、米BOXX Technologies製のラックマウント搭載型レンダーソリューション「rennderBOXX」の取り扱い開始を発表した。スタンダード構成の価格は498,204円から。

rennderBOXX

renderBOXXは、ネットワークレンダリング機能により、3ds MaxやV-ray、Cinema4Dなどのアプリケーションを利用した、3DグラフィックスやCGアニメーション、科学計算といったワークフロー向けの製品。

専用の4Uラックマウントユニットに、ノードを10台まで収納可能で、それぞれに対して2基のIntel E5-2600 v3シリーズを搭載した場合、最大360コア/720スレッドのシステムが構築できる。タワー型ワークステーションと比べてシステムを集約できる。加えて、各ノードはそれぞれ独立したシステムで、各ノードにあるIPI2.0対応したLANポートによりシステム管理が容易に行えるとしている。

また、rennderBOXXはノード単位でのカスタマイズに対応し、ロープロファイルのグラフィックスカードやネットワークカード、高速SSDカードを増設することもできる。

スタンダード構成の主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v3×2(6コア×2/1.6GHz) 、メモリがDDR4-2133 32GB ECC Registered(8GBx4)、ストレージが180GB SSD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620 2GB、OSはWindows 7 Professional 64bit。本構成の価格は498,204円から。なお、4Uラックユニットとストレージシステムは別売。