ロジテックINAソリューションズは3日、Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Editionを搭載するNAS「LSV-MS2VKW」シリーズのラインナップに、2TBモデルを追加した。12月上旬から発売し、価格は138,000円(税別)。

LSV-MS2T/2VKW

OSにWindows Storage Server 2012 R2 Workgroup Editionを採用する、ボックス型NAS。4TB / 6TB / 8TBのモデルがすでに発売されており、新たに2TBのモデルがラインナップに加わった。ファイルサーバに適した仕様となっており、ネットワークに接続してクライアントPCからのリモート操作が可能。ファイル共有の管理も容易に行える。「WebUI機能」によって、ブラウザを経由した簡易的な管理と設定もサポート。OSでサポートしきれない管理機能については「ロジテックツール」として独自に追加できる。

内蔵されているHDDは、ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」×2台。データを2重化するRAID 1構成で出荷され、ホットスワップでのリビルド作業によって、システムを停止せずにメンテナンス可能。RAID 0への変更にもも対応する。万が一システムが起動しなくなった場合でも、データ部分を消去せずにシステム部分のみリカバリできる。

リモートアクセスツール「ServersMan@CAS」に対応し、ルータのポートを開けなくてもスマートフォンなどからアクセス可能。ストレージ管理を拡張する仮想ボリュームアプリケーション「VVAULT(BASIC版)」も標準で搭載する。「Cloudlink for NAS」では、Microsoft Azureを利用して、NASの指定フォルダ内のファイルを定期的にAzure側へアップロードしてバックアップを行う。

CPUはVIA Eden X2(1.0+GHz)で、メモリは4GB。インタフェースは、GigabitEthernet対応有線LAN×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、D-sub×1。本体サイズはW135×D225×H128.5mm、重量は約3.0kg。

対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 R2 / 2008 R2 / 2012 R2、Windows Strage Server 2003 R2 / 2008 R2 / 2012 R2、Mac OS X 10.4以降、Linux。