EIZOは3日、同社の液晶ディスプレイの調整を行えるスマートフォン向けアプリ「G-Ignition Mobile」を発表した。12月4日より無料で提供開始する。アプリの対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 8.4以上。なお、Android 6.0には2016年1月に対応予定だ。対応する液晶ディスプレイは、12月15日に発売される「FORIS FS2735」のみ(2015年12月3日現在)。
EIZO製液晶ディスプレイ用のスマートフォンアプリ。対応の液晶ディスプレイとスマートフォンをBluetooth接続し、G-Ignition Mobileアプリからディスプレイの各種調整が可能だ。Bluetooth接続したスマートフォンから液晶ディスプレイを操作できるのは世界初(※)の機能で、EIZOはTVのリモコンを操作する感覚で電源オン・オフや入力端子の切り替え、画面の明るさ、色合いなどを調整できるとしている。 ※2015年12月時点。EIZO調べ。
液晶ディスプレイの設定値を保存・共有できるクラウドサービス「G-Ignition Drive」との連携にも対応。G-Ignition Driveに保存された設定値を、G-Ignition Mobileアプリにダウンロードして液晶ディスプレイへ反映でき、設定値をより容易に共有できる。目の疲れを軽減する表示設定や、EIZOがスポンサーを務めるプロゲームチームの表示設定なども提供される予定だ。
Bluetoothでつながっているスマートフォンへの着信やEメールの受信といった通知を画面上に表示する機能も持つ。FORIS FS2735が発売される12月15日時点では、電話 / Eメール / ソーシャル / ゲーム / インフォメーションの5種類の通知アイコンを選択できる。通知アイコンは今後バリエーションを拡大し、「有名ゲームのキャラクター」などの通知アイコンを2016年春に提供すると告知している。