ファーストリテイリングは2日、2015年11月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、11月の既存店売上高は前年同月比8.9%減となり、4カ月ぶりに前年を下回った。

月次データ(出典:ファーストリテイリングWebサイト)

客数は6カ月連続減、客単価は増加続く

11月は、中旬の天候がよく例年に比べてかなり高温だったため、冬物実需商品の販売が苦戦し、前年を下回ったという。

直営店の売上高は同9.9%減、直営店とダイレクト販売の合計売上高は同8.1%減と、ともに4カ月ぶりに減少した。

客数は、既存店が同12.9%減、直営店が同13.8%減、直営店とダイレクト販売の合計が同12.5%減と、いずれも6カ月連続で減少した。

客単価は、既存店が同4.6%増、直営店が同4.5%増、直営店とダイレクト販売の合計が同5.0%増と、いずれも2013年10月以来、26カ月連続で増加した。