大幸薬品はこのほど、「日本人のおなかのトラブル」についての調査結果を発表した。調査は3月24~26日にインターネット上で行われ、15~69歳の男女1,200名から回答を得た。
はじめに季節ごとの「下痢になる頻度」を調査したところ、「冬」に下痢をすることが「よくある」「時々ある」人の合計は24%で、ほかの季節と比べて最も高い割合となった。
次に、「冬におなかのトラブルを経験したことがある人」(693名)を対象に、そのシチュエーションについて尋ねた。その結果、「(気温による)冷え」という回答が最も多くなった。また2位には「おなかの風邪」が続き、同社は「寒さによる体調変化によってもおなかのトラブルが発生しやすくなっている様子がわかります」とコメントしている。
男性については、「お酒の飲みすぎ」を挙げる人が多く、30代(25%)、50代(25%)、60代(29%)で1位となった。一方女性の場合は、10代から40代の4割近くが「(気温による)冷え」を挙げていて、年齢を問わず「冷え」を冬のおなかの敵と考える人が多いことがわかる。
さらに「あなたは普段『下痢気味』とお感じですか」と質問した結果、「下痢気味で悩んでいる」「下痢気味な日が多い」「どちらかというと下痢気味である」と答えた人はトータルで22%いた。この人たちを対象に、冬にトイレに困った経験があるシーンを尋ねてみると、最も多かった回答は「忘年会・新年会」で36%となった。次いで「スキー・スノーボード」(21%)、「お正月の初詣」(21%)、「クリスマス」(20%)が続いた。