タレントの若槻千夏が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』で、4年ぶりのテレビスタジオ収録に臨み、芸能活動の本格復帰を宣言することが3日、明らかになった。関西テレビは12月5日(13:56~14:25)、フジテレビは12月6日(13:00~13:30)に放送される。
かつてバラエティでひっぱりだこだった若槻だが、アパレルブランドのデザイナー・プロデューサーとして成功。さらに、自身がデザイン・プロデュースしたキャラクター「クマタン」が大人気の活躍ぶりで、タレントとしてのテレビ出演は控えていた。しかし、子育てがひと段落したこともあって、テレビ界へ本格復帰。さまざまな番組からオファーがあったが、まずは「お笑いモンスターに会ってあいさつしておかないと」ということで、芸能界の師と仰ぐ明石家さんまの番組を選んだ。
同番組への出演は9年ぶり。さんまとの共演は7年ぶりで、成長した娘の写真を見せたり、夫と結婚する経緯も報告した。
また、過去のエピソードについてもトーク。さんまは若槻の失恋を暴露し、泣かせしまったことがあり「番組のノリが分からなくてなきよった」と責任転嫁するが、若槻は「もっと細部を説明してほしい。あれはさんまさんが100%悪い」と反論する。
さらに若槻は、スポーツが絡んだときのさんまは「本気のスイッチが入って面倒くさい」と当時言えなかった本音を訴えるほか、東京収録と大阪収録の番組で、さんまの態度が違うと主張する。
収録を終えた若槻は、4年ぶりのスタジオに緊張したそうで、「(無事に)収録が終わったことがうれしいです(笑)」とホッとした表情。特にさんまに対しては「ホラー的な怖さがあるんです」といい、それでも満足度を聞かれると「100%です」と答えた。
本番では、さんまへのクレームで思わずスイッチが入ってしまったそうで「今日は感謝を伝えたくて来たのに、何か悪いことしちゃったなって感じです」と反省。しかし、「さんまさんとの話の中で、いろいろ思い出したこともあるので、過去のVTRを見返してそれをまとめたいと思います」と、さらなるクレームを予告している。