注記リストを基にしたバルーンの追加、自動での図面枠作

SOLIDWORKS 2016では、図面内で作成した注記の段落番号と連携させたバルーンを追加できるフラグノートバンク機能を搭載。そのほか、自動で図面枠を作成する自動境界線機能が追加されました。

フラグノートによる注記とバルーンの連携

注記の段落番号に対してフラグノートバンクを設定することで、注記リストと連携したバルーン記号を追加できます。

自動境界線

自動境界線機能により、ゾーンサイズ、余白、線種、太さ、境界線の位置などの項目を設定するだけで、シートフォーマット上で表示する図枠を自動で作図できます。

簡単な設定だけでシート上のゾーン設定や図面枠の作図を自動で作図可能

小規模グループのデータ管理を行うPDM新製品

従来の製品名称が変更となりました。SOLIDWORKS Enterprise PDMがSOLIDWORKS PDM Professionalになり、新たなPDM製品としてSOLIDWORKS PDM Standardが追加されました。

旧製品名 新製品名 概要
SOLIDWORKS Enterprise PDM SOLIDWORKS PDM Professional 旧Enterprise PDM単独購入により利用可能
SOLIDWORKS Workgroup PDM SOLIDWORKS Workgroup PDM (名称変更なし) これまでと同じく、小規模グループ向けPDM ※Workgroup PDMは、SOLIDWORKS Ver.2017への搭載をもって提供終了(Ver.2018からはツール自体の提供がなくなります)、2018年12月31日をもってサポート終了となります。
- SOLIDWORKS PDM Standard (新製品) PDM Professionalをベースとした小規模グループ向け新プロダクト

(本稿はCAD Japan.comより提供を受けた記事を編集したものです。)