NTTドコモは、2015-2016冬春モデルとして5.4インチAndroidスマートフォン「arrows NX F-02H」(富士通製)を4日に発売する。虹彩認証システムや高速AF(オートフォーカス)カメラが特徴。端末価格(税込み)は92,016円、月々サポート適用時の実質負担額は、新規契約/機種変更/MNPともに44,712円。

「arrows NX F-02H」クリックで拡大

「arrows NX F-02H」は、5.2インチサイズのAndroidスマートフォン。前モデルである「ARROWS NX F-04G」同様に、虹彩認証システム「Iris Passport」を搭載している。これにより、パスワード入力の代わりにディスプレイを見るだけでdocomo IDのログインや、ドコモ ケータイ払いが利用可能だ。

ボディは、ナノテクファイバーを織ったシートと樹脂によるハイブリッド成形を採用。米国防総省の軍用規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐久性を備える。端末上部には、従来モデルと比べ約2倍の耐傷性があるという「ハードアルマイト」が使われているほか、本体にも耐傷性コーティング「タフレイヤーコート」を施した。

2,150万画素のメインカメラは、富士通独自の「コントラストAF」と位相差AFを組み合わせた「高速ハイブリッドオートフォーカス」に対応し、約0.14秒でピント合わせが可能。そのほかの機能では、屋外でもディスプレイが明るく見やすい「スーパークリアモード」、周囲が騒がしくても通話相手の声が聞き取りやすい「スーパーはっきりボイス4」、使用中は画面が消えない「持ってる間ON」などユーザーをサポートする機能を搭載している。