花の国日本協議会はこのほど、「花贈り」に関する意識調査の結果を発表した。調査は11月6日~10日、20代~50代の男女1,000名(男女各年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

「花贈り」を楽しむ男性が増加傾向に

「花を贈る瞬間の気分」

調査ではまず、男性に「花を贈る瞬間の気分」について尋ねた結果、42.4%が「楽しい・わくわくする」と回答。昨年(38.6%)から約4ポイント、一昨年(34.2%)からは約8ポイントも増加となり、花を贈ることに対してポジティブな感情をもつ男性は回を増すごとに増えていることが明らかとなった。

一方、「恥ずかしい・照れくさい」と回答した男性は31.8%と、一昨年(45.2%)から13.4ポイント減となった。男性自身の「花贈り」に対する気持ちは確実に変化しており、男性も「花贈り」や花のあるコミュニケーションを楽しみ始めている様子が分かる結果となった。

花をもらうとやっぱり「うれしい」

「花をもらう瞬間の気分」

続いて、女性に「花をもらう瞬間の気分」について尋ねたところ、「うれしい」「相手を見直す」「相手を好きになる」と回答した人は84.4%と、調査を開始した一昨年から変わらず高ポイントとなった。また、今年の特徴としては「相手を好きになる」という感情をもつ女性が、昨年(16.2%)から6.2ポイント増加したことが挙げられ、特に20代女性では37.6%が「相手を好きになる」と回答(昨年は24.8%)した。さらに、「相手を見直す」と回答した女性は25.6%で、昨年から5.2ポイント増加となった。

男女ともに「花を購入する」人が増加

調査によると、男性が花を贈るタイミングは「誕生日(70.4%)」が断トツ1位で、2位は「結婚記念日(24.8%)」。また、「ホワイトデー」や「バレンタインデー」に花を贈る男性も増えているという。

「1年以内の花購入状況」

そこで、どのくらいの男性が過去1年以内に花を購入しているのか調べたところ、41.2%と昨年(28.8%)よりも12.4ポイントも増え、特に20代男性は60.8%と突出する結果に。また、女性も40.4%と昨年(33.6%)よりも増え、花を購入する頻度は、男女共に増加傾向にあることがわかった。