歌舞伎役者の中村歌昇が、TBS系ドラマ『下町ロケット』(毎週日曜21:00~21:54)の後半パート「ガウディ計画篇」に出演することが1日、明らかになった。

『下町ロケット』に出演する中村歌昇

直木賞作家・池井戸潤氏の同名小説を原作とする本作は、阿部寛演じる元宇宙科学開発機構の研究員だった佃製作所の二代目社長・佃航平が、仲間と共に奮闘する姿を描いた作品。11月22日放送の第6話より、『下町ロケット2 ガウディ計画』を原作とする後半パートがスタートし、内容がロケットエンジンから"ガウディ"と呼ばれる医療機器の開発へと移ったが、このたび新たに中村歌昇の出演が決定した。

中村が演じるのは、世良公則演じる貴船が教授を務めるアジア医科大学の研修医・葛西役。貴船がかねてより開発を推し進めてきた人工心臓・コアハートの臨床試験がついにスタートするが、突然患者の容体が急変し、担当医不在のために研修医の葛西が応急処置をすることになる。貴船の夢が詰まった患者を絶対に死なせてはならないという、極限な状況が求められる役となる。

中村は「今回初めてのドラマ出演で、このような素晴らしい作品に出演させていただき、とても光栄に思っております。また、原作の『下町ロケット』のファンで、ドラマもずっと拝見していて、その中に自分が参加するという現状がまだよくわかっていません」と心境をコメント。「研修医葛西は、これからのお話のきっかけになる出来事を起こす人物なので、色んな方々のお話を伺いながら一生懸命演じたいと思います」と意気込んでいる。

中村が出演する第8話は、12月6日21:00より放送。

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