藤田観光とIBJはこのほど、「婚活中の男女が考える結婚式・披露宴」に関する意識調査の結果を発表した。調査は11月15日~16日、IBJの婚活サービスを利用中の20代~60代の未婚男女538名(男性251名、女性287名)を対象に行われた。
初婚7割が「結婚式・披露宴を挙げたい」と回答
はじめに、結婚式や披露宴を挙げたいか尋ねたところ、初婚の72%、婚姻歴のある未婚者の49%が「挙げたい」と回答。結婚式や披露宴に対する憧れやニーズは高いと言える結果となった。
「結納」よりも「顔合わせ」
続いて、「結納と顔合わせのどちらをしたいですか?」と質問したところ、全体の79%が「顔合わせ」と回答。理由として、「堅苦しいのは苦手。顔合わせは和気あいあいと両家で話をして距離を縮められそう」、「顔合わせをする方が結納より経済的な負担が少ないため」といったコメントが並んだ。
一方、少数派となった「結納(12%)」を選んだ人からは、「結納はその時にしか経験できないことだから。きちっとした形式で進めていきたい」、「日本古来の昔からのしきたりとして、結納をしたいと思います」といった声が寄せられた。
理想は「ホテルで教会式」
次に、理想の挙式スタイルを聞いたところ、「教会式(48%)」がトップに。次いで、「神前式(26%)」「人前式(23%)」と続いた。
また、会場についても答えてもらった結果、男女ともに1位「ホテル式場(男性36%、女性29%)」、2位「専門式場(男性27%、女性26%)」となったが、続く3位は、男性は「ゲストハウス(10%)」、女性は「神社(15%)」と、男女で異なる結果となった。
ゲストのための費用は削らない!
最後に、コストカットをするとしたら最初に何を削るか尋ねたところ、男女ともに「テーブルの装花」が最多となり、次いで「ビデオ・写真撮影」「衣装代」と続き、列席者が直接口にして評価するもの(料理)と列席者が挙式後も利用してゆくもの(引き出物)にはしっかりと費用をかけ、新郎新婦が挙式後に利用してゆくもの(写真・記録)と、当日あまり印象に残らないもの(花)が記録とリンクして削減対象になっている傾向がうかがえた。