エイチ・アイ・エスは11月30日、2016年4月から家庭などに向けた電力小売が全面自由化となることを受け、電力販売事業に参入することを決定したと発表した。
エイチ・アイ・エスは、ハウステンボス(以下、HTB)の子会社であるHTBエナジーが供給する電力を代理販売する計画で、店舗を中心としたネットワークを活用して来店した顧客に対しサービスの案内や申込の手続きを行う予定。
HTBエナジーは、特定規模電気事業者として、HTBへ今年8月から電力供給を開始している。今回、一般家庭への電力供給も実施すべく、小売電気事業者の登録申請を行った。HTBエナジーは、「リーズナブルで且つ安定的な電力供給を実現すべく、準備を進めている」(エイチ・アイ・エス)。
エイチ・アイ・エスは、HTBとHTBエナジーとともに、エイチ・アイ・エスグループの総合力を活用して取り組む今回の新しい事業展開を通じて、顧客の日常生活の質的向上にも寄与できることを目指していくとしている。
サービス内容の詳細と運用開始時期については、決定次第順次告知する。