エルザ・ジャパンはこのほど、デジタルサイネージ向けのデュアルGPUグラフィックスカード「NVIDIA NVS 810」の取り扱い開始を発表した。価格はオープン。
512基のCUDAコアを2つ搭載したデュアルGPU仕様のグラフィックスカード。8基のMini DisplayPortにより最大8画面の出力に対応する。また、「NVIDIA Mosaic テクノロジ」により、複数のディスプレイを1つの画面として利用できるほか、「NVIDIA NVS 810は、Warp & Blend API」をサポートし、サードパーティ製アプリケーションやNV APIを利用したソフトウェア開発でプロジェクタでのワープ、ブレンディング処理を実現するという。
主な仕様は、CUDAコア数が512基×2、メモリが2GB GDDR5×2、メモリインタフェースが64bit、メモリのバンド幅は14.4GB/s(1GPUあたり)、TDPは68W、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、ディスプレイ出力はMini Displayport×8。本体サイズはW241×D111.6×H16mm(1スロット占有)