三菱航空機および三菱重工業はこのほど、11月11日に実施した次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機初飛行に関する新たな動画を公開した。

初飛行は1時間27分にわたった

同機は9時35分離陸速度に達して県営名古屋空港を飛び立ち、富士山を遠くに見ながら太平洋側の訓練空域へと進出、その後、上昇・下降・左右への旋回といった基本特性の確認を行った。最高高度は1万5,000ft(約4,500m)、最大速度は150Kt(約280Km/h)となり、11時2分に同空港に着陸し、1時間27分にわたる初飛行は成功裏に完了した。

新たに公開された動画は4分38秒バージョンで、外から同機の発着・離陸を映したシーンだけではなく、機内から撮影された映像や上空で旋回する様子、また、フライトを見守るスタッフたちの様子なども映されている。

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