エン・ジャパンは24日、「紹介予定派遣」に関する調査結果を発表した。対象は同社サイトを利用する女性903名。期間は9月24日~10月28日。
8割の女性、「紹介予定派遣で働いてみたい」
同社によると「紹介予定派遣」とは、最長6カ月の派遣期間を経て派遣先企業と求職者の意思が合致すると、企業の正社員や契約社員・アルバイトとして直接雇用されるものだという。
「紹介予定派遣を知っているか」聞いたところ、77%で「名前も意味も知っている」が最多だった。次いで、「名前は知っているが、意味は知らない」(16%)、「名前も意味も知らない」(7%)と続いた。
「紹介予定派遣の魅力」を聞くと1位は「直接雇用になる前に、社風や職場環境が確かめられる」(76%)だった。次いで2位は「最長でも6カ月で派遣から直接雇用に切り替えられる」(65%)、3位は「派遣期間があるので、即正社員の求人より採用されやすい」(40%)となった。
「実際に紹介予定派遣の求人に応募、もしくは就業したことがあるか」を質問すると、「いずれもない」(65%)が最多だった。以降、「応募したことがある」(26%)、「就業したことがある」(9%)と続いた。
紹介予定派遣で「就業したことがある」と回答した人に、「その後、直接雇用になったか」を聞くと、67%が「直接雇用になった」、33%が「直接雇用にならなかった」と回答した。
「紹介予定派遣で働いてみたいか」を聞くと、83%が「はい」、17%が「いいえ」となった。理由を聞いたところ、「はい」の回答者では「正社員になれる可能性が高そう」(48%)が1位に。次いで、「失敗の少ない転職方法だと思う」(36%)、「派遣会社が間に入ってくれそう」(7%)が上位にあがった。
「いいえ」と答えた人では、「正社員になれるとは限らない」(41%)が最多となった。以降、「希望の条件に合う求人が少なそう」(13%)、「普通の派遣より選考が厳しそう」(9%)と続いた。